この企画は2011年6月に 岡山の企画チーフが面白いデザインのジーンズを製作してきた事が始まりでした。(ブログで掲載していたモノを編集してまとめました)
私、個人的にはダルチザンの定番ジーンズが好きで、SD-103(タイトモデル)、SD-101(レギュラーモデル)、SD-105(ブーツカット)、SD-003(タイトモデル)、D1002(ブーツカット)、SD601-99(タイトモデル)等々、といろいろな生地のジーンズを穿き潰してきました。
SD-100シリーズの15オンスの生地は、なかなか色落ちをしなかったし、限界までに濃色に染めたインディゴの糸は、雨の日に靴下を薄く青色に染めたこともありました。また、色落ちした時には、雰囲気のあるザラ感のある表情を見せかなり嬉しかった事を思い出します。
左綾シリーズを穿いた時には、ハリがある生地なのに柔らかい穿き心地、体のラインに合わせた穿き伸び、キレイなタテ落ちが表れ、デニムの魅力をより深く知る事も出来ました。
岡山の企画チーフにもらったジーンズ、
それは『ダルチザンのジーンズの生地を全て味わってもらいたい』という思い出製作したジーンズです。
贅沢にもダルチザン定番ジーンズの全種類の生地を使って製作しているではありませんか?
右足、左足、左右ポケット、ベルトループまで
いろいろな生地と縫製糸の色も細かく変えて製作しています。
右の写真:天然藍、14オンスのザラ感のある生地、14オンスのタテ感のある生地と贅沢な使い方
右の写真:左右の足でインシームや裾の縫製糸の色が異なるのがまた魅力
■<穿く前の準備>
未洗いのジーンズは生地に糊が付いている為、洗濯をして糊を落とし縮ませます。
事務所の洗濯機で裏返して水洗い。今日はビルの屋上が閉まっており、干すところがなかったので事務所の片隅で日陰干しをしました。これで、ぐんぐん縮んでねじれが表れます。また、乾かす時にセルビッチ部分をキレイに伸ばしておくと、サイドの変形した耳のアタリを防ぎます。
■<自己満日記1日目>
※ダルチザンのジーンズに関しましては、弊社で責任を持って裾上げをしております。
詳しくはこちらのページで
裾上げをしてくれるのはこの人
大阪店中井店長
フィッティングルームでジーンズを穿いて
股下の長さは短めにしようか‥
ブーツと合わせるならこのぐらいかな‥
いや、もう少し短い方が‥
やっぱり長めに‥
などなど
あーだ、こーだ言いながらやっと長さが決まりピンを打ってもらいました。
古いミシンの何とも言えない油の匂い‥、この待っている時間も楽しいですよね~
どんな感じになるのか楽しみですよね~
ガンガンに穿きます‥
■<自己満日記41日目と150日目>
2011年の6月から穿き始めた自己満足ジーンズ
色落ちの途中経過です。
約41日目(左の写真):ひざ・ウエスト部分に少し穿き伸びが見られます。リュックを背負って出社している為、お尻部分の色落ちが表れ出しました。
約150日目(右の写真):右足の左綾デニム生地にうっすらとヒゲがつき始める。やっぱり右綾デニムは色落ちが遅いです。実はこの頃、ポケットダメージが出始めたので、出勤鞄をリュックから、ショルダーバックに変更したのでした。
■<自己満日記365日>
このジーンズはデニム生地のいろいろな特徴を知る事が出来る素晴らしいジーンズ
デニムが好きな人は、気になるアイテムではないでしょうか??
実際、このジーンズを穿いた感想
・少しずつ生地がいろいろ変化して面白かった
・生地の性質も異なる為、縮み、穿き伸び、青さなどいろいろ感じた
・1本でダルチザンの定番ジーンズ5本分の雰囲気が楽しめる
左右の生地の違いで、左綾の方が少し穿き伸びがでますが
形的にも問題なく穿ける、ホントにユーモアを持ったジーンズです。
シルエット的にはタイトストレートです。
このジーンズの名前は
ダルチザンの営業マンが穿いてセールスに行くことを想定して
『SALESMAN JEANS』(セールスマンジーンズ)
と名付けました。
自己満足
▽欲望を満足させる▽満足なできぐあい▽満足感
・寝ている時もジーンズを穿いて色落ちをさせた方
・お風呂でジーンズを穿いて洗う方
そんな経験のある方なら気になるアイテム
そんなあなたもダルチザンの営業マン気分を味わい、自己満足なひと時を過ごしませんか??
好評発売中
5種類のデニム生地を使って製作したジーンズ。
このジーンズを穿き込めばダルチザンの定番で製作しているジーンズのデニム生地全てを知ることが出来る欲張りなアイテムです。ヘヴィーオンス、天然藍、左綾‥‥‥
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